昨年、女性責任者だけを対象としたセミナーに参加した。
年代は20代~50代。職種は営業、企画、設計、製造など様々なジャンルの女性メンバーだった。
セミナーの目的はキャリア形成について、今からどう取り組んでいくか「ベストプラクティスの探求」という内容であった。
なぜ女性だけ?と思ったりもしたが、組織は女性を十分に活かせていない自覚があるのだろうなと思った。
比較的海外では、女性ロールモデルがたくさんいる。
なぜ日本は少ないのか?実際、思うところを経営者クラスに質問してみると、ざっくりとこんな感じで返ってきた。
・女性責任者クラスのワーママは家事を毎日していない
*夕飯は携帯でオーダーすれば自宅に届いている
*掃除、家事は業者を活用
*育児には代行やシッターさんなどを上手く活用
・SNS投稿はマストでTOPと繋げている
*内容は自分の仕事のPR
*日本のように絶品ランチの投稿などはほとんどない
*能力のアピールチャンスを大事にしている
日本でこの生き方をしたら賛同されるだろうか?
・・・ということはさておき
今回は自分なりに2つの知識を得ることができた。
①「ヘルプシーキング」というビジネススキルを知る
・助けを求めることで相手に「迷惑をかけてしまう」
という思い込み
・助けを求めると「仕事ができない人と思われてしま
う」という思い込み
・仕事ができる人こそ、ひとりで抱え込まない
・ヘルプシーキングとは「助け合い」のビジネススキル
であり、助ける側の視点に立った伝え方、頼み方を身
に着けることが必要「何言ってるかわかんない」感情
論で助けを求めまくらない
・助けを求めることは「甘え」ではない
②「健全な衝突」を実行し「心理的安全性」を育む
・心理的安全性が高い職場とは何をしても叱られない
「ぬるい職場」ということではない
・言うべきことが言える環境になっているか?
・間違ってると思ったとき「間違ってますよ」
と言える組織か?
やりたいことを実現させるためにはその時々において「自分で選べる選択肢が複数ある」という環境が最も望ましく重要であると感じる。
仕事や私生活での試練は長期間続くわけではない。
強弱をつけたり時には辞めたり任せたり出来るといい。
子育てが終われば介護が待っている人もいるだろう。
変化に合わせながらうまく進んでいける力こそが、これから持つべきビジネススキルではないかと思う。
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