toki-iro22’s blog

〜某企業に勤めるキャリア30年以上のワーママ〜 情報リテラシー/人生哲学/真のミニマリスト/ 投資/働き方改革/心豊かに暮らす/ ほんの少しでもお役に立てると嬉しいです

女性のキャリアについて.vol 7

女性をマイノリティと捉えた意見交換の中で「マイノリティは不利だよね。女性が活躍できるようにするには何をしてあげればいいのかな?」と問われた事がある。
マイノリティに特別ルールを設けるのは少し違う気がする。責任者に男性が多いので女性をマイノリティとしているだけであって社員全体の比率は女性が多いところもある。もし比率が逆転したら「マイノリティの男性責任者」にも策を検討しようとするのだろうか?

民主主義は多数決で決まるのだから少数派の意見が不利になるのは仕方がない。選挙投票に行く人も政治家も高齢者が多いから高齢者仕様の社会が創られていく。マイノリティな若者は不利になる。

そう言う方策では解決しないような気がする。
女性には無理だから「ここはやらなくていいよ」「女性が言えば怒られないから貴方が部長に報告してきてくれる?」など、お互いがWIN WINに聞こえてしまいそうな会話だが、こういう日常の相談ごとや仕事の進め方が組織全体の体質や風潮となって深く根づいていく。

応急策や特別ルールを考えるよりも、一日一日の過ごし方で変えられるものは沢山あると思う。